おひとり様の葬儀と、知っておきたい死後事務委任契約のこと

おひとり様の葬儀と、知っておきたい死後事務委任契約のこと

おひとり様の葬式はどうするの?

 

自分のその時のことを何も考えていなかった場合は事務的に事は運んでいきます。

 

誰かしら身内がいた場合は故人の遺したお金の中から葬式代も出るかもしれません。

 

葬式もなければお金も使う事もなかった!

 

俗にいう、孤独死の場合は誰にも知られずに近所の人からの通報や新聞受けの物がたまっていたり、家賃が滞っていて大家さんが家の中を入ってびっくり状態だったり!

 

たぶんそうなれば国のお金で・・・・・

 

普段誰にも連絡をとっていない、交流もほとんどしていない人はこういった孤独死が待っていたりするのです。

 

おひとり様が一番恐れるのは「孤独死」なのです。

 

意識がなくても、肉体は滅びていてもその時の自分を想像すると孤独死はあまりにも自分がかわいそうです。

 

おひとり様 葬儀,死後事務委任契約

 

それでも、何もなかったように無縁仏になって葬式もされず役所によって事は運ぶのです。

 

それでもかまわないおひとり様は何もしなくても何とかなるのかもしれません。

 

お金も出すこともなく・・・

 

でも、虚しいですよね。

 

自分の最期は安心した形にしておきたいです。

 

そのためには死後事務委任契約と言う制度を使うと良いですね。

 

死後事務委任契約とは?

 

生きているうちに自分の最期を託すを言う知識を知っておくと安心です。

 

自分の葬儀の時の喪主をやってくれたり無縁仏にならないで済むよう手続きがあります。

 

それが死後事務委任契約なのです。

 

公証役場で事務手続きをやってはくれますが、実際の内容をやってくれるのを頼むのは別です。

 

行政書士に頼むと手続きや代行をしてくれます。

 

自分の葬儀や納骨までもやってくれるのでお別れのときは寂しくありませんね。

 

もちろん他人ですので、それなりに費用はかかります。

 

代行事務手続きは内容も幅広いのでどれが必要であるのか判断したうえで選ぶことが出来ます。

 

生きているうち、それも自分の判断能力があるうちにやっておきたいことです。

 

遺品整理などもやってきれますが、老後につれて少しずつ持ち物は減らしていき、他人に見せたくないものは自分で処分するなり、解約解除をやっておいた方が良いです。
パソコンのデータなどもやってくれるのですが、自分が老後になった時には色々なデータも削除していたいですね。

 

財産の管理を任せる「後見人」も決めておくと良い場合があります。

 

こちらは弁護士に頼むと安心です。

 

さて、死後事務委任契約では心配なお墓のことまでも安心して頼むことができます。

 

その場合のお墓と言うのは今後お墓の見守りをしていくような身内がいない場合など、永代供養と言うものがありますのでそこに託すよう頼めるのです。

 

永代供養は最初はもちろん使用料は払いますが、やがてそれも出来なくなってきた場合、共同の場所に移されていくのです。

 

永代供養についての記事はこちら

 

そうなれば無縁仏ではないもですし、ちゃんとした供養はされていきますので心配はないですね。

 

死後事務委任契約には色々な内容がありますので、そろそろ準備をしよう、知識を入れておこうと思ったおひとり様は調べておく事をおススメします。

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