シングルマザーの海外移住は甘くない?!ビザ、お金、仕事の問題はどうする?
夫が亡くなって若くして未亡人になったり、離婚をしてシングルマザーになった女性の中には海外移住を考えている人もいます。
芸能人でも、石田純一の元妻松原千明さんや、若乃花の元妻花田美恵子さんがいます。
楽しそうに子供を育てながら開放感溢れ生活しているイメージがありますよね。
でも実際はシングルマザーの海外移住はそんなに甘くはありません。
ビザの問題が一番ですが、お金も相当用意していかなければなりません。
英語が話せても海外では未経験で出来る仕事を探すのは難しいのです。
シングルマザー海外移住は甘くない理由とは?
海外に移住するには、甘くない理由一番にあげられるのが、ビザと仕事のことです。
まず、生活していくのに仕事を見つけなければビザがおりません。
それに加えてシングルマザーは自分の事だけではなく、
仕事以外の子どもの学校生活などの環境面も整えなければなりません。
又、外国人が就職をするには、自国の人よりも優れた技術や秀でた語学力が必要となります。
それに、外国人には母子手当や育児手当がつかないのが普通なので
ある程度のまとまったお金を用意するにこしたことはありません。
そういった意味でもシングルマザーが移住すると言うのはとても厳しく相当な覚悟が必要になってくるのです。
移住をするにあたって国によっていくつか特徴がありますのでそれを少しピックアップしてご紹介しましょう。
どこの国に移住をするべきか、国別の特徴の違いについて
移住先として人気な国
ハワイ・フィリピン・ドイツ・カナダ・オーストラリア・北欧
それぞれ国によってビザの取得方法や仕事や教育費等様々な違いがあります。
<<ハワイ>>
ビザの許可がとてもおりにくい国です。
就職を探すのはとても困難なので、学生ビザをとって学校に通いつつ就職をさがすというのが近道です。
てっとり場やいのは現地の人との再婚という方法もあります。
これなら簡単にビザが手に入ります。
教育としては、ハワイは英語圏なので英語教育をするにはとても適していると思います。
もともと、多人種国なので、人と自分は違って当たり前という環境で育つ為、お互いを尊重し合い
生活ができるそうで、子どもたちも伸び伸びと育つ事が出来るようです。
ハワイは物価がかなり高く、光熱費や日常雑貨品などはとても高く、日本で高級品と呼ばれているものがハワイでは普通だと考えた方が良いでしょう。
フルーツやブランド品等は多少安く買う事が出来ますが、日々の生活の事を考えれば、まずは観光ビザで3カ月様子をみてから移住するかどうか決めた方がよさそうです。
<<フィリピン>>
この国は比較的ビザがおり易い国で銀行に日本円でいうと150万以上預金をすれば移住ビザが取得できるようです。
物価も日本の3分の1ととても低いので、比較的暮らしやすい街として人気度がとても高い国です。
発展途上国で治安が悪いと言われていますので
自分が外国人であることを意識して生活することが身を守るということにもなります。
教育レベルもとても低く、大人でも順番抜かしをしたり、公共のマナーが守れない人がとても多いのだそうです。
又、フィリピン人はほとんどの人がアバウトに生きているので約束をあまり守れないようです。
そういった環境になじめれば良いのですが、イライラしてしまうのであれば少し考えた方がよいかもしれませんね。
<<マレーシア>>
マレーシアは政府が推奨する長期滞在ビザというものがあり、経済面での条件さえクリアできればビザの申請が取れるようです。
イスラム教徒が中心のこの国は全てがその教えに基づいています。
断食に時期になると、仕事もその影響が出やすく、比較的とてものんびりしていてアバウトな面が見られるそうです。
特にトイレはペーパーがなくホースが置いてあって、ウォシュレットのようにそれで流すらしく床がビチャビチャになるそうです。
そのアバウトさになじめるのであれば治安もよく、温暖な気候でとても過ごしやすいと思います。
<<ドイツ>>
芸術家たちが多数移住してくるらしく、個性的な人が多い町なので、移住しやすいともいえます。
アーティストやフリーランサー用にビザがあるので比較的ビザは取り易いようです。
しかし、基本的には就業ビザか配偶者ビザしか認められることはなくここでもビザをとるのに難航しそうです。
生活面においては、日曜日は店が閉まってしまうところが多く、又、日本食もとても手に入りにくいというデメリットがありますが、それ以外は先進国でもありますので、とても快適に過ごせるでしょう。
ドイツ人は基本的にとても個人主義です。
利害関係のある場合はとても積極的にかかわりをもってきますのでしっかりと自分の意見を主張できなければ大変ですよ。
<<カナダ>>
保育士や介護士になるということで永住権を獲得できる可能性のある国だそうです。
やはり学生ビザをとるのがお勧めで、学校に通う事になるので、有る程度まとまったお金が必要になるでしょう。
2010年までに申請すれば、ホテルの従業員やウェイトレス、シェフ等、そんなたいしたスキルを持たなくても永住権をくれるそうです。
学費や医療費が無料となるので、とてもありがたいのですが、医療費が一部無料となることで、とても病院が込み合い
レントゲンや手術となると何カ月も先にならないと受けられないのが現状です。
物価がとても高く、外食をするにも一食2000円ほどかかることが常で、自炊ができないと暮らし向きは大変だと思います。
又、冬になると気温が低く、マイナス20度、いや30度までさがるそうなので寒がりの人にはお勧めできません。
又、この国は子どもを一人にすることが法律で禁止されています。
何処に行くにも親の送迎が原則で、常に親と一緒にいる為に子どもが自立しにくいともいわれております。
<<オーストラリア>>
気候がよく地震や災害がとても少ない地域です。
英語圏なので英語が話せることが再条件ですが就業するのは外国人だからという理由で断られることもあり苦戦しそうです。
物価も高く、生活コストがとてもかかり、日本からとても離れているので一旦日本を離れると日本に帰るのはとても難しくなります。
まとめ
何処の国にいっても、一人で子育てをするのはとても大変です。
日本は治安もよく、生活水準もとても安定した平和な国です。
その平和な国を飛び出して移住するのはとても覚悟がいります。
日本と外国では教育に関しても観点が違うので戸惑う事も多いと思います。
一緒に連れていく子どもがどう思うかということも大切だと思いますのでよく考えて相談し、検討することが大事ですね。
精神的にも金銭的にも余裕がないと子どもは守れません。
移住先は慎重に選ぶことが大事ですね。
シングルになって一人で子どもを抱えてやっていくのはとても大変な事です。
心機一転海外移住をしてやり直したいと、そう思われる方もいらっしゃるかもしれません。
日本でもやっていくのは大変なのに、海外だと言葉の壁や価値観の違いなど、移住先によっては様々な違いがありますので
かなりの覚悟が必要なのが調査をしてわかりました。
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