夫が自営業で突然未亡人になった妻

夫が自営業で突然未亡人になった妻の悲しみと苦しみ

46歳で夫を亡くした未亡人のお話しです。

 

この女性はご主人が自営業、その場合は国民年金です。

 

その時未亡人になった妻は国民年金ゆえ、遺族年金は一時金しか入りません。

 

悲しみと現実は突然やってきます。

 

夫が自営業で突然未亡人になった妻の悲しみと苦しみについて。

 

こちらから体験談です。

 

私は46歳の時に主人を亡くしました。

 

ある日主人は調子が悪くなりお腹が張り食事が取れなくなってきて病院へ。

 

そこからまさかの現実が待ってました。

 

自営業の場合のもしもの準備

 

何の心構えも無くその日に即入院でした。

 

そして世界中で治療法も治療薬も無い特殊な病だと言われました。

 

入院してひと月後眠るように逝ってしまいました。

 

それまで病気一つした事のない人でしたから、自分がもしもの後の事はなにも用意していなかったのです。

 

生命保険も何も入っておらず、何の保証もありませんでした。

 

遺族年金も私の場合は数万円が一時金として払われただけです。

 

どれだけ調べてもそれ以上何もありませんでした。

 

詳しくは分かりませんが私たち夫婦は自営業だったからだと思います。

 

 

自営の方たちは自分たちでしっかりと色々な保証の事を考えておいた方がいいと思いました。

 

これからの生活のために。

 

未亡人としての毎日と住む家

 

私たちは大きくて古い一軒家の借家住まいで、工場もあります。

 

その大きな家に子供のいない私一人で住み続けるのは無理だと判断しアパートに引っ越しました。

 

毎日泣きながら長年暮らした家の片づけをし、主人の物を捨てたり少しづつ一人で頑張っていました。

 

ゆっくり悲しんでもいられず、でもひどく孤独で寂しくて一番いやな作業でした。

 

二人で生きてきた証が無くなって行くようで。

 

ほんとに一人になったんだと確認する作業のようで苦しかったですね。

 

工場の方も片付けなければならず、そりゃもう片付けは大変でした。

 

大きな機械などもありましたから周りの方に手伝ってもらいなんとか片付ける事が出来ました。

 

私の場合は住む場所も変わりました。

 

いっぺんに仕事も主人とともになくしてしまいました。

 

ずっと自営でしたからその片づけなどに時間がかかり、まだ自分の進む道を見つけられていません。

 

少ない貯金を崩しながら生活しています。

 

どう生きていったらいいのか今も不安しかありません。

 

 

未亡人になって気がつくこと

 

46歳で未亡人になったこちらの女性はご主人が自営業ゆえ、保証は何もありませんでした。

 

突然のご主人の病であっという間に亡くなってしまいました。

 

ふと考えてみると遺族年金は一時金しかおりないということに改めて気がついたようです。

 

そこには、まさか夫がこんなに早く亡くなるなんて!

 

歳をとってもずっと仕事をやっていくはずだと思っていたのに。

 

皆、そうなんです。

 

まさかうちの夫が急に病気になってあっという間に亡くなるなんてことは、想定外でしか思っていませんから。

 

でもその想定外のことが現実にやってきて若い未亡人もいます。

 

自営業の場合は、こちらの女性のように遺族年金は子供がいないため国民年金は一時金のみ。

 

65歳になって初めて6万5千円の年金が貰えるまではなんとか繋げなくてはなりません。

 

生命保険を準備していれば・・・

 

家を買っていたら・・・

 

何もなければ本当に大変です。

 

今までの生活が一変。

 

専業主婦だった妻も、どこからも収入が入ってこないとなると働かなければなりません。

 

私の知り合いでも、自営でご主人があっという間に病魔に侵されて残された友人はフルで働くようになりました。

 

自営業こそ、もしものときのことを考え妻の生活を保証するだけの支えになるものを考えなくては。

 

未亡人になった妻は悲しんでばかりはいられず、生活もあります。

 

個人的な保険などの保証もかなり大事なのです。

 

自営業で国民年金のみしか出ない場合は、もしものときに未亡人になった妻はかなり悲しんでばかりはいられないのです。

 

 

 

 

 

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